東日本大震災から15年。繋がれた命を思う日。
東日本大震災の被害者は約22,000人。
震災を経験した人たちは、3月11日は当時のことを思い出す日でもあります。
震災から15年。
これまで傾聴ボランティアとして被害に遭った方からお話をきかせていただく機会がありました。
当時、小学生でおじいちゃんとおばあちゃんと一緒に高台に避難しようとしていた男性。
避難途中で足の悪いおばあちゃんが『もう無理。ここでお別れしよう。ここから先は、1人で登って生きて。』と言われ、繋いでいた手を離された。
「嫌だよ、一緒にいこうよ!おんぶするから」と言って、一緒に避難しようとしましたが、小学生にはおばあちゃんをおんぶする体力もなく、繋いでいた手を離さなければいけなかった。
そのとき離した手のぬくもりは、何年経っても忘れられない。
「もし、もっと体力があったら…」「もう少し大きかったら…」
自分ではどうしようもないこととわかっていても、一つの命を救えなかった後悔に今も苦しんでいると話してくれました。
また、別の方からは「太っていて、逃げるのが本当につらかった。食べたいだけ食べる生活でダイエットをしなかったことをすごく後悔した。」と話してくれました。
その話から、私は日頃からなにかあったときに「いつでも動ける体」を作っておくことも大切な防災の一つだと学びました。
そして、3月11日は愛犬こむぎの誕生日でもあります。
この小さないのちを守るため、いつでも抱き抱えて走れる体作りをして、繋がれたいのちに感謝して、今日からまたこむぎとともに丁寧に、そして大切に生きていこうと思います。
あの日を忘れないことが、今を生きる私たちが「命」を「使って」できる「使命」だと信じて。
15年前のあの日から繋がれたすべてのいのちに敬意をこめて。