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何度言っても止まらない子どもに、どう関わるか

教室では、何度声をかけても行動が止まらない子どもに毎年、必ず出会います。

先生も「どう関わればいいのだろう」と悩んでしまうことがあります。

危ないからやめてほしい。

周りの子にも影響がある。

だからこそ、つい強く注意してしまうこともあります。

注意すると、余計に危険なことをしてしまい、先生と子どもの関係がうまく築けない、という悪循環に陥ることも珍しくはありません。

危険行動のあと、話をするとシュンとした様子で『ごめんなさい』と話すこともできる。

それでも、何度も同じことを繰り返す。

これは、本当に「わかっていない」から起きているのでしょうか?

もしかすると、

わかってはいるけれど、止まりたくても止まれない状態にあるとしたら、本人はとてもしんどいことだと思います。

例えば、気持ちが高ぶっているとき。

やりたい気持ちが強すぎるとき。

頭では「やめたほうがいい」とわかっていても、ブレーキを効かせられず、アクセル全開で行動をコントロールすることが難しくなっていることがあります。

そうしたときに大切なのは、「やめなさい」と伝え続けることだけではなく、その子がどうすれば止まりやすくなるのかを一緒に考えていくことだと感じています。

例えば、

・危険行動に入る前に『ストップ』と声かけ。

・事前に見通しを伝える。

・動きたくなったときの代わりの行動を用意。

・タイミングにあった声かけ。

関わり方や環境を少し変えるだけで、子どもの様子が少し落ち着くこともあります。

大きく変わるわけではなくても、ふっと動きが止まる瞬間や、止まろうとする瞬間、表情がやわらぐ瞬間があります。

そうした小さな変化を重ね、その変化に気づいて声をかけていくことで、少しずつブレーキが効くようになり、コントロールの仕方が育っていくのだと思います。

行動だけを見るのではなく、その背景にあるものに目を向けることで、関わり方は少し変わってきます。

こうした具体的な関わり方については、講座の中でお伝えしていきます。