気合いって、どうやって入れるの?
試合前になると、
「気合い入れていけ!」という声をよく聞きます。
スポーツをしていると、
一度は言われたことがあるかもしれません。
その声を聞いて、私はふと思ったんです。
気合いって、どうやって入れるんだろう。

大きな声を出すこと?
自分を奮い立たせること?
不安をなくすこと?
確かに、気持ちを高めることは大切です。
ただ、実際には強い選手ほど静かだったり、
集中している人ほど淡々としていたりすることがあります。
逆に、無理にテンションを上げようとして、
空回りしてしまうこともある。
以前、私はボクサー向けのメンタルトレーニングを行っていました。
そこで感じたのは、
「気合い」は、ただ勢いをつけることではない、ということでした。
むしろ、
自分の不安に気づくこと。
緊張している自分を否定しないこと。
今やるべきことに、意識を戻していくこと。
そんな積み重ねの方が、
実際には力につながっているように感じました。
強いチームでも、
「気合いを入れろ!」の言葉は飛び交います。
でも、「気合いの入れ方」を教わる機会は、
案外少ないのかもしれません。

最近、クラブチームでサッカーを頑張っている甥の話を聞いて、そんなことを考えます。
夢を持って努力すること。
結果を求められること。
周りと比べられること。
その中で、
ただ「頑張れ」だけでは届かない場面もある。
だからこそ、
“気合い”を根性論だけで終わらせず、
自分の「気」を整えることとして考えていけたら、
少し違う景色が見えるのかもしれません。