文字を「見る」から「感じる」へ〜立体ひらがなをつくってみました〜
「鏡文字がなかなか直らない」
「自分の名前がはみ出してしまう」
「とにかく漢字が苦手」
「文字を書くことを嫌がる」
これまで、そんな相談をたくさん受けてきました。
特に多いのが、
「せめて自分の名前くらいは正しく書けるようになってほしい」
という保護者や先生の声です。
何度練習しても鏡文字になってしまう。
この子たちに何かできないだろうかと考えていた時にふとひらめきました。
文字を見て覚えるのが難しいなら、触って覚えることはできないだろうか?
と思い、3Dペンを使って、立体ひらがなを作ってみました。

立体文字の活用法としては
・指でなぞる
・粘土をつめる
・毛糸を置く
・シールを貼る
・色を塗る
など、体を使って文字の形に触れて覚えることができます。
自分の名前なら興味を持ちやすいのではないかと思い、愛犬「こむぎ」を作ってみました。

もちろん本当は、子どもたち一人ひとりの名前で作った方がもっと楽しいと思います。
作っているうちに、面白い発見もありました。
文字を並べ替えてみると、
「わがこ」
「むら」
「すぎ」
など、別の言葉ができたのです。

文字を覚える教材として作ったつもりでしたが、
言葉探しの遊びにもなりました。
「触ってみたい」
「並べてみたい」
「見つけた!」
そんな楽しさの中で、子どもたちは自然と学んでいるのかもしれません。
もし、
・鏡文字がなかなか直らない
・自分の名前を書くことに苦手さがある
・漢字を覚えることに苦労している
・文字を書くこと自体を嫌がる
そんなことで悩んでいる場合は、一人で抱え込まずにご相談ください。
子どもによって、理解しやすい方法や学びやすい入り口は違います。
「どうしてできないんだろう」
ではなく、
「この子にはどんな方法が合うんだろう」
そんな視点で一緒に考えていけたらと思います。