職員室で見えてきた子どもの心①
※この記事は、学校で出会った複数の子どもたちとの関わりをもとに、個人が特定されないよう内容を再構成して書いています。
学校で働いていた頃、職員室には毎日のように子どもたちがやってきました。

職員室を「先生に叱られた子が行く場所」とイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実際は違いました。
先生を見つけるとニコニコしながら近づいてくる子。
「見て!」と言わんばかりに、ちょっとしたいたずらをする子。
私の隣に椅子を運んできて、ぴったりくっついて座る子。
「先生、聞いて。」
そう言って教室であった出来事を話し始める子。
子どもたちが職員室へ来る理由は、本当にさまざまでした。
そうした子どもたちの姿から
「見てほしい」
「一緒にいてほしい」
「安心したい」
そんな気持ちが伝わってきました。
自分の気持ちを言葉にする練習中で、大人との関わりを求めて職員室へ来ているかもしれない。
「何を伝えたいんだろう?」
そんな視点で子どもたちを見てみると、表面の行動の奥には、大人に気づいて欲しい思いや子どもたちからのSOSが隠れているようにも感じました。
子どもの行動には、必ず理由があります。
次回は、職員室や教室で私の隣にぴったり座っていた年少さんのお話をしたいと思います。