こむぎへ~女同士の秘密の話~
こむぎへ。
今日は女同士の秘密の話をしよう。
こむぎの名前、実はすんなり決まらなかったけど、ママは『こむぎの物はここ』『こむぎのごはん買いに行こう』
って、名前が『こむぎ』に決まっているかのようにパパに話しかけていたの。
その上で、名前どうする?って聞いたら『もうこむぎが馴染んじゃったよ』ってパパが笑いながら譲ってくれた。
これはママの作戦勝ち!
でも、パパには内緒だよ。
こむぎは自分の名前、気に入ってくれたかな?

ママは甘えることは苦手だけど、こむぎは、ママの膝の上で上目遣いで見つめてくるでしょ?
その姿がとっても可愛いなって感じるの。
だから、その上目遣い見習って今度パパにしてみようと思うの。
うまくできたら、パパに内緒で尻尾振ってできてるよ!って教えてね。
それからね、ママの弟が亡くなってショックを受けた時、こむぎはいつもそばにいてくれたでしょ?
泣くたびにママの膝の上にきて、ぺろぺろ涙がなくなるまで何度も舐めてくれたでしょ?
それが嬉しくて愛しくて、こむぎのことをいつでも抱っこしたくなるの。
パパには、『抱き癖つくからほどほどにね』って言われているけど、ママはこむぎを抱っこしていると安心するの。
こむぎが吠えないのはきっと、ママが安心したことが伝わっているからだよね。
だから、ママとふたりのときにはいっぱい抱っこしちゃう。
でも、これはパパにはまだ内緒だよ。

こむぎはパパがいないとき、ドアに向かって吠えるよね。
そのとき『パパいなくて寂しいね』『早く帰ってきて!』ってママとおしゃべりすると落ち着くよね?
パパは、そんな風にお家でママとこむぎが過ごしていること知らないんだよ。
そんなパパは、こむぎがいないたころでは、『こむぎって可愛いよね』って言ってるよ。
あっ、ママから聞いたって言わないでよ!
もしも、こむぎも話せたなら、こむぎの秘密も教えてね!